相談員が自分の話をしてどうなる?
2019年02月27日

ある相談員(クライシス・コールのメンバーではない)が相談を受けていた。
自分のことを話している。
それは相談を受けているのではない。話をきいているのではない。自分の話をしているのだ。本人はわかっていない。相談員としての研修をちゃんと受けていないのだ。
相談をして余計にしんどくさせることになる。いわゆる二次被害。
「話をきく」ための訓練が必要なのだ。

3通りのききかた 『聞く』と『訊く』と『聴く』
事実や事柄は『聞く』
質問するのは『訊く』
気持ちを受け止めるのは『聴く』
どれも大切なききかた。
きく側がどうきくか、が問題。
辛く、苦しい話は内容に伴う気持ちを受け止め『聴く』ことが大切。